レザークラフト ロングウォレット

kousaku

2017年06月08日 22:43

お察しのとおり、釣れないサツキに振り回されて心も体もボロボロです。(笑)

あぁ、もうやめたー!
と朝日に背を向けたam5:42...

今日一日、やること無くなってしまった。そんな日に

まだ嫁さんが二十代前半の頃に使っていたBREEのバッグ。あれから○十年、ゴミに出される寸前のところを救出しました。

元々はリュックタイプだった物を数年前にショルダーにリメイクしています。

今回はここからL字ファスナーのロングウォレットにリメイクします。
バッグからしてみれば更に切り刻まれて第三の革人生をスタートさせるべく工作を開始します。
(イルビさんのウォレットを参考にしています)

まず解体。


ロゴの配置を考えてフロントの良い部分だけを切り出します。
切って見ると革の厚みは2mmほどで思ったより厚く今後の設計に不安がよぎります。。。

革の表面は汚れもありクタビレタ感じでしたがカットした断面を見てみると、油分もあり繊維もしっかりしています。クリームで栄養補給してあげたのでまだまだ使えそうです。

ファスナーを当てて見ます。
オフホワイトか


ブラックか

どっちにしようかな。。。

今回はオフホワイトに決定!

内部の小銭入れは1.3mm厚の新しい革から切り出しました。

ファスナーをボンドで接着します。
ここが最も重要!で繊細!な工程です!

画像では見えませんがファスナー側と革側と両方にキッチリ5mm幅でボンドを塗ります。

ボンドが乾いてから貼り合わせます。

慣れないうちは真っ直ぐなファスナーをどうやってシワも無く曲げるのか???でしたが何回か失敗するうちにコツが分かります。
当然、カーブは大きいほど優しいです。(今回は直径55mm)

内側はこんな感じ。


菱ぎりで縫い穴を開けて


4辺のうちの2辺、L字のファスナー部を縫い合わせました。


残りの2辺はそのまま縫い合わせる予定でしたが、

ボンドで仮止めしてみると、どうもスペースに余裕が無い!
やはり想定より革が厚かったことが原因です。

仕方がないのでカード入れの方にマチを付ける事にしました。

縫い合わせて、完成!

ロゴが良い仕事してます。

内部

カードスペースの縫い合わせにマチを付けたことで開口部が広くなりました。

ファスナーの貼り付け状況

きれいですね。(^^)v

危うく捨てられてしまうところでしたが、あと2年くらいは可愛がってやれそうです。


やっと一雨降りました。

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